申し送りって何?看護・介護業界で使われているこの言葉について解説
「申し送り」という言葉を聞いたことはありませんか?
看護・介護職以外の人たちにとってはあまり聞かない言葉ですよね。
今回の記事では「申し送り」という言葉について解説したいと思います。
▼「申し送り」とは?
進行中の業務に関して必要な情報を後任の人に伝えることです。
必要な情報とは「仕事の進行度や自分が見つけた注意事項など」です。
業務を分担して行うときや早番・遅番から夜勤の人に引き継いでもらいたいときなどに申し送りが必要です。
■「引き継ぎ」との違い
「申し送り」の意味を聞いて引継ぎと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「引き継ぎ」の意味は「異動や退職などで前任の人が抱えている仕事や案件の続きを他の人が行う」という意味です。
仕事の進行度や自分が見つけた注意事項などの情報を後任の人に伝えることで仕事を円滑に行うことが「申し送り」の意味です。
■なぜ「申し送り」をするのか
看護・介護の仕事において、24時間体制で患者や利用者のケアが必要になります。
そのため、早番・遅番・夜勤といった交代制で仕事を行っています。
後任者が勤務しているタイミングで患者に処置が必要な時などに、その情報がなければ適切な処置が行えません。
業務を適切に行うために「申し送り」が必要になります。
■申し送りのメリット
「業務を適切に行うために情報を共有する」という事以外にも申し送りを行うメリットがあります。
・患者や利用者からのクレーム対策になる
申し送りがされていないことでスタッフの対応に差がついてしまう場合があります。
「朝のスタッフは対応してくれたのに、夜のスタッフは対応してくれなかった」
ということになるとクレームが起き、施設や病院事態の評判が下がってしまいます。
申し送りすることでこの不安要素を減らすことができます。
・患者や利用者を守る資料になる
患者や利用者が体調不良になってしまった場合、申し送りの資料を見ることで適切な対応を行うことができます。
・今後のケアプランを立てる資料になる
申し送りの資料はその施設や病院で働く色んな業種の人が確認します。
例えばケアマネージャー、医師、栄養士などです。
食事内容や看護・治療などの処置を適切に行うための資料になります。
以上が、看護・介護業界における「申し送り」の内容です。
「申し送り」は仕事を行う上で重要な役割を果たしています。
この業務をスムーズに行うことで、仕事事態もスムーズに行うことができますよ。
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