精神病の種類について
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2022/05/15
コラム
精神病は、種類によって症状や特性が異なります。
利用者様に最適なサポートを提供するためには、正しい知識が必要です。
今回は、精神病の種類についてご紹介していきます。
▼精神病の種類
■アルペルガー症候群
発達障害の一つ。
別名、自閉スペクトラム症とも呼ばれ、以下のような症状があります。
・こだわりが強い
・空気を読むことが苦手
・感覚の過敏
・知能や言語の遅れ
一般的な人に比べて共感性が低く、偏ったこだわりの強さなどがあるため、周りの人からは「変わり者」と見られがちです。
■統合失調症
考えがまとまらず、気分や行動に大きな影響を与える精神病です。
以下のような症状があります。
・幻覚
・妄想
・幻聴
よく見られる症状に、自分に対する悪口やうわさなどの幻聴があげられます。
周囲が真実を話していたとしても受け入れられず、強い被害妄想を感じ、中々自分の病気に気づくことができません。
■うつ病
深い気分の落ち込みや憂鬱、やる気の低下が特徴です。
その他にも以下のような症状が見られます。
・不眠
・何も楽しめない
・疲れやすい
・イライラ
物事をマイナスに捉えるくせがあるため、過度に自分を責めたりマイナス思考を繰り返すなどの症状が見られます。
■双極性障害
双極性障害は、うつ病と一口にされることがですが、症状も治療薬も異なる違う病気です。
気分が落ち込み、やる気がなくなる「うつ」状態と気分が高揚する状態の「躁」状態を繰り返します。
気分の波という特徴がありますが、躁状態に比べてうつ状態の期間が長いため、「うつ病」と誤った診断をされることがあります。
▼まとめ
精神病にはさまざまな種類があり、症状や治療法も人それぞれです。
しかし、正しい知識を持って利用者様と向き合うことで治療に向けた適切なサポートを提供できます。
誰かの役に立ちたい・社会貢献できる仕事をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。